皆さんこんにちは、テスターのマダラです。
今回はカラー考察の続きです。
前回、派手なカラーから地味なカラーへ落としながら釣る、と言う話をしました。
では、具体的に、派手なカラー、地味なカラーと色々あるけれど、どんな感じに整理すれば良いのでしょうか?
まず、派手、これは人間から見た目を基準にして構いません。
赤やオレンジ、蛍光カラーやゴールド等、ド派手な色ほど、トラウトの注目を浴びます。
そして、食わせのカラーとも言われる、地味系のカラー。
これは、魚に警戒心を与えないと言う意味でも、アースカラー、つまり大地に存在するカラーが良いと思います。
地面の茶色や、草木の緑、与えられるペレットに近い焦げ茶色や水の色に近いオリーブ系など。
この、派手なカラーで注目を浴びて、食わせカラーで釣る、と言う事を念頭に置いて、水中をイメージしながら釣っていきます。
ド派手なカラーで釣れていればそのまま釣れば良し、釣れない時は地味系に落とし、地味だけでも釣れなければまた派手カラーで注目を浴びる。
カラー単体で考えれば、こんなイメージでローテーションします。
しかし、トラウトゲームの奥深さでもある部分なのですが、カラーだけでは釣れません。
テクニックの部分、つまりレンジと速度も合わないとヒットに結びつかない訳です。
そこで、前回もお話しした通り、上中下の3レンジを、遅い、早いと調整しながら巻いて探っていくのです。
これら複雑な条件の組み合わせを、いかに素早く探ってヒットさせられるか?
そこにトラウトのスプーンゲームの面白さ、奥深さがあるのです。
皆さんも色々考えながらスプーンローテーションしてみて下さいね!