皆さんこんにちは。テスターのマダラです。
前回のお話の続き、3分割の法則についてです。
トラウトのエリアゲームは、何をどうすれば良いのか、ルアーやフック、ラインやロッドなど、考える事が沢山ありすぎて、何が何だか解らなくなってしまう人も居るようです。
そこで、もっと簡単に探っていける考え方の一例をお話しします。
「3分割の法則」とは、何でも3タイプに分けて考えるのです。
まずはレンジ。
表層付近、中層付近、ボトム付近。
この3タイプを大まかに探り、反応を確認していきます。
さらには巻き速度。
凄く速い、凄く遅い、普通、の3タイプ。
さらにはタックルシステムの揃え方。
硬い、柔らかい、中間。
ルアーのカラーもそうです。
ド派手、かなり地味(アースカラー)、その中間。
カラーは中々難しいと思うので、一例を記します。
例えば、ド派手なカラーの代表は赤金やオレンジ金、アースカラーはその釣り場付近に沢山存在している色、つまり草の色や水の色や地面の色です。
その中間とは、黄緑とか薄い赤とか、派手色なんだけど、派手すぎないような色。
こういうふうに、何でも3タイプを試していく事で、その時の釣り方が絞りやすくなっていきます。
タックルシステムは昔よりだいぶ進化しました。
昔は柔らかいグラスロッドオンリー、ラインはナイロンのみ、と言う時代が長かったものです。
タックルの硬さについては次回にでもお話ししますが、とりあえずは3タイプ用意、予算的に厳しければ2セットで構いません。
硬めのロッドと柔らかいロッドの極端に違う2タイプで釣り比べます。
アタックの質を判断出来るようになるまでは、消去法で釣っていくのが確実です。
経験を積むと、わずかなアタックから素早くアタックの質を見極め、的確なシステムとルアーレンジ、速度に修正していけるようになります。
そうなるまでは、とにかく3分割にしながら、消去法で釣っていくのが解りやすいと思います。
次回はラインやリール、ロッド、フックを組み合わせたシステムのお話をしたいと思いますので、お楽しみに!